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自律神経の加齢に伴う変化――コラムへ
半年ばかり、コラムを休んでいたのですが、昨年の末ごろから今年にかけて、気候の変動が激しく、体調の不良を訴える患者さんが多いため、このコラムを再び続けようと思っています。
自律神経系は年とともに変化していくようです[小林弘幸著 自律神経を整える「あきらめる」健康法 角川oneテーマ21)。 小林先生らの実験結果では、日本人の場合、男性は30歳、女性は40歳を過ぎたあたりから副交感神経ががくっと急激にさがるみたいです。となると交感神経が優位な状態が男性の場合その後続くわけですから、血流は悪くなり、自ら自律神経系のバランスをとるような行動(副交感神経を働かせる)をしなければ、10年早くがん、脳梗塞、心筋梗塞等で寿命を迎えることになります。忙しく、ストレスの多い今日この頃ですが、ゆっくりとぬるま湯につかリ、副交感神経をしっかりと働かせる習慣だけは自分の体のメインテナンスのために是非とも行ってください。